「構造計算」とは?マイホームの地震対策に必要?
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構造計算とは?マイホームの地震対策に必要?
一生に一度あるかないかの、夢のマイホーム。
大切な家を建築するにあたって「構造計算」という言葉も是非覚えておいて欲しい言葉のひとつです。
木造にして木の温もりがする、あたたかな家で、吹き抜けにして、キッチンは対面式etc.
家の外装、設備にはとことんこだわりますよね。
けれど、肝心の家の強さ、機能については、しっかりと考える方は少ないのではないでしょうか。
ここで「構造計算」の事について、簡単にご説明させて頂きます。
構造計算とは?
構造計算とは、簡単に言うと地震力や風力、重力と言った外からの力に対し、建物が安全であることを計算で確かめることです。
具体的に言うならば、それらの力に対して建物がどのように変形し、どのような応力が発生するかを計算することです。
また、建物がそのような変形や応力に耐えられるかを判定することも含まれます。
目的としては、建物の安全性や使用性を確認するためです。
日本のほとんどの建物が構造計算されてない?!
構造計算は、500㎡以下、木造建築物二階建て以下の建物では国の法律で免除されることになっています。(四号特例と呼ばれます。)
日本の木造建築物はほぼこれに該当するため構造計算はほとんどされていません。
時間、手間、費用(およそ20万~30万ほど)がかかるため構造計算の話を出す施工会社様は限りなく少ないです。
しかし、大切な住まいを頑丈に建てるためには、しておいた方がいい事は間違いないでしょう。
事実、2016年の熊本地震で、耐震等級3だから安心とされていた2000年以降の新耐震基準の建物が数多く倒壊してしまいました。
想定していない震度7の大地震2回、その後も起き続けた余震には、さすがに耐えられなかったのです。
(参考URL:熊本地震、繰り返しの地震についての詳細はこちら)
地震が起きて建物が倒壊しても、国は補償してくれません。自分の家は自分で守るしかありません。
耐震補強にプラスして地震対策を考えることが必要になってきます。
地震対策には制震装置を
耐震補強の他に具体的に何をすれば良いのか、わからないという方も多いかと思います。
そこで地震対策本部.comが推奨しているのが制震装置「αダンパーExⅡ」です。
地震対策には、耐震の他に制震、免震がありますが、免震よりも低いコストで導入が可能です。
制震装置に影響は?
なんだか難しそう、地震の対策に制震装置を入れたいけどこの構造計算に影響が出てしまったりするのでは?と心配になるかもしれません。
しかし、弊社の制震装置αダンパーExⅡは導入するにあたり構造計算に全く影響しません!!
家の配置図面が出来上がった後に制震装置を入れたいとなっても、改めて図面を書き直す必要はないのです。
地震に備える大切さ
いかがでしたか?構造計算は時間もお金も手間もかかるので、現実的に取り入れるのは厳しいでしょう。
しかし家の基礎が地震の倒壊から家を守るのに1番大切です。
あなたと、あなたの大切な住まいを守るためにぜひαダンパーExⅡの導入をご検討頂ければ幸いです。