地震の事前対策のために 正確な情報を集めよう
日本は地震を始め、豪雨、台風、土砂災害など、数多くの自然災害の被害を受けています。
近年その自然災害が及ぼす被害の規模は、年々威力を増している傾向が高まっています。
こういった自然災害を未然に防ぐことは、不可能に近いでしょう。
しかし事前にしっかりとした備えを行うことで、被害を最小限に食い止めることは可能です。
地震など非日常的な出来事が起こった場合、冷静な判断が求められますが、それはなかなか難しいことです。
これから家づくりを考えている人にはもちろん、家づくりをアドバイスする方であれば「お客様の目線に立ったアドバイス」のために必要な情報です。
万が一に備え、いざというリスクに対応できる基礎知識を解説していきましょう。
目次
正しい情報を見分ける方法を、身につけよう

私たちが日常何気なく生活していく中で、テレビやSNSなど、たくさんの情報を得ることができます。
SNSなどの普及によりその情報量は、年々膨大な量になってきています。
その中には正しい情報や有益な情報はもちろん、悪意的な情報や不安な気持ちをあおる情報など、正しくない情報も含まれています。
地震などの緊急事態の場合、冷静な判断を下すためには、どう正しい情報を収集できるのかはとても重要です。
自分や大切な人を守るために、しっかりと「正しい情報を見極める力」を、日頃から養いましょう。
正しい情報の見分け方とは
今までは噂など対面での拡散が多くありましたが、近年はSNSなど情報を発信する機会も増え、簡単に広まるようになりました。
その中の情報が全て正しければ良いのですが、そうとも言えないのが現状です。
例えば、「関東で大地震が発生すると発表がありました」など書かれた情報が発信されたとしても、その信憑性は分かりません。
特に人の心に不安を感じさせる内容は、不確かな情報であっても信じてしまう人は少なくないのです。
正しい情報を収集するためには、どれが正しい情報なのかを判断することが必要です。
不確かな情報を判断するためのポイントとは?

正しい情報を選ぶためには、その情報をどう読み取るのかが、その後を左右します。
緊急事態の場合に慌てず冷静な判断を下すためにも、そのポイントをまとめておきましょう。
警視庁のホームページには「不確かな情報に惑わされないために」として、下のような注意喚起が行われています。
情報に以下のような書き方が含まれている場合には、特に注意して、情報源を確認することを心がけましょう。

- ① 強調表現、不安をあおる表現や急がせる表現が多い
その情報が本当であれば、事実のみを記載すれば十分です。
しかしウソの情報は、強調表現や不安をあおる表現で信じ込ませ、急いで拡散させようとします。
- ② 生命や金銭に関わる内容
避難情報や災害情報等、生命に関わる内容も多く悪用されます。
また、「無料だったサービスが来月から有料になる」「有料サービスが期間限定で無料になる」等、金銭に関わるものも悪用されやすいので、必ず情報源を確認しましょう。
- ③ 情報源が記載されていない
「らしい」「みたい」「だそうです」等の伝聞形式が含まれている場合も注意が必要です。
本当のように記載されていても、リンク(情報源のURL)や根拠が記載されていない場合は、必ず自分で検索して情報源を確かめましょう。
- ④ 伝聞形式で書かれている
大きく分けて、悪意によるものと善意によるものの2パターンがあります。
どちらであっても、情報源を確かめ、無闇に拡散しないことが重要です。
- ⑤ 拡散を勧めている
常識的にありえない内容でも、信じてしまう人もいます。
もし皆さんがこのような情報を受け取った場合は、情報の真偽を確認する習慣をつけましょう。
このように不安な心をかき立てる表現を、多く使用している場合も多いのです。
正しい情報であればいいのですが、間違った情報は周囲に対しても正しい判断能力を失わせてしまいます。
日頃から注意しておきたいものです。
出典:不確かな情報に惑わされないために|警視庁
災害時に活躍する地震情報の集め方
大地震、津波、豪雨、台風など災害時に正しい情報を入手する方法として、各都道府県の防災ポータルサイトが有効的です。
全国向けに発信されているものから、その地域情報に特化したポータルサイトなど、さまざまです。
制震ダンパーを住宅に取り入れる、耐震制の高い住宅を建てるなど、万が一に備えた住宅対策も、防災意識のひとつです。
またこういった防災・避難支援アプリを準備することも、防災意識の向上へつながります。
有事の際はもちろんのこと、日常生活の備えとしても活用していきましょう。
全47都道府県向け 防災・避難支援情報
- 防災タウンページ|NTTタウンページ株式会社

全国の避難所情報や災害にあった場合の対処法など、幅広い情報がまとまっています。
突然の災害に備え、お住まいの地域の避難所情報や自治体の情報がどうなっているのか確認してみましょう。
- 川の防災情報(PC版)|国土交通省

現在の河川の水位情報・雨量・ライブカメラ画像など、リアルタイムな情報を調べることができます。
雨の降っている地域情報や気象警報・注意報など、幅広い情報をまとめて収集できます。
- 日本道路交通情報センター|(公財)日本道路交通情報センター(JARTIC)

地震などの自然災害の場合、広範囲に被害が及ぶ可能性も高くなります。
生命を守るためには、移動のための情報収集も必須です。
全国の高速・都市高速・主要一般道路の状況確認ができます。
※ 震災・大雪・異常気象による災害時、道路の通行規制、交通渋滞などの確認にも活用できます。
- 土砂災害警戒情報|気象庁

命に危険を及ぼす土砂災害が発生する危険のある場合、対象となる市町村を特定して発表情報が確認できます。
東京都全体 防災・避難支援情報
各自治体などからも、専用の防災・避難情報を発信しています。
今回は東京都の防災対策をご紹介します。
東京都の公式ツイッター。災害時には緊急情報など発信されます。
警視庁警備部の公式ツイッター。災害時の緊急情報はもちろん、災害時の心得や役立つ情報などを発信されています。
東京都公式の防災アプリです。災害時の心得や役立つ情報や災害情報のプッシュ配信も行っています。
自分の住んでいる各市区町村の避難所・避難場所を確認できます。
広い視野からの情報収集やその地域に適した情報などを集めるためには、日頃から心がけも大切です。
最新情報を正しく入手し、避難など防災に努めましょう。
アプリの活用で防災意識を高める
今はアプリなどの情報発信ツールも充実しています。
いつも手にしているスマートフォンにひとつ準備しておくだけでも、いざという時に役に立ちます。
地震情報を集めるツールとして、役立ててみてください。
- 防災速報 – 地震、津波、豪雨など、災害情報をいち早くお届け|Yahoo Japan

防災情報だけでなく、日常の情報ツールとしても活躍しているYahoo!の防災アプリです。
地震情報、津波予報、電力使用状況、計画停電についての速報を通知してくれます。
自宅、実家、勤め先など、最大で3ヶ所まで通知したい場所を登録可能なので、必要な情報を最短で集めることが可能です。
- NHK ニュース・防災|NHK

NHK発表の最新ニュースを逐一更新している便利なアプリです。
防災情報はもちろん、天気予報をワンタップで確認することができるなど、日常生活でも役立ってくれます。
- ゆれくるコール – 小さな地震にも対応した緊急地震速報アプリ!|RC Solution Co.
ひと目でわかる「緊急地震速報」や身のまわりの安全を確かめる「震度マップ」、大切な人の安否を知ろう・伝えよう「安否確認」など、防災を本気で考えたユーザー目線の地震通知アプリとなっています。
通知する震度を設定できるので、地震速報に対する鬱陶しさ軽減や通知音変更も可能です。
まずはアプリを入れるところから、防災対策を始めてみてはいかがですか。
冷静な判断が地震対策には必要です
今回は地震などの自然災害に対応するための手段として、正確な情報収集に着目してきました。
自然災害の恐ろしさは、その被害の規模だけではなく、いつ起こるのか分からないという未知の部分も多いのです。
そのためには日頃からの、防災意識を高める。
地震に対する家づくりを考える、施すことが、とても重要なのです。
αダンパーExⅡは、「地震による建物の揺れを減らし、建物を地震から守る制震装置」です。
あらゆる木造住宅に設置が可能であり、新築・リフォームのどちらにも対応。
在来工法はもちろんのこと2×4工法にも対応をしている非常に優れた施工性を持ちます。
ぜひあなたと大切な人の命と財産を守る有効的なツールとして、制震ダンパー「αダンパーExⅡ」を検討してみませんか。
大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―
地震大国と呼ばれる日本では、
繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。
制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

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株式会社トキワシステム
統括営業本部 静岡県浜松市西区大平台2丁目48番24号
TEL 053-525-8080 FAX 053-525-8822
東京営業所 東京都港区西新橋1丁目17番6号
TEL 03-6550-9250 FAX 03-6550-9251
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