地震被害を最小限に 住宅建材によって違いが出る

世界の中でも地震の多い日本。

そのため世界の中でも地震対策にも力を入れており、建物の安全性に関してはトップクラスとも言えるでしょう。

今の耐震基準では、建物の壊滅的な倒壊などのおそれも少なくなってきています。

しかし、直接建物に影響が出なくても、いざ自宅に戻った後、家の中がめちゃくちゃでは復旧までにかなりの時間を要します。

今回は「万が一の地震に備える」ことにクローズアップし、選ぶ建材から地震被害を最小限に抑えることを考えてみましょう。

住宅はいろいろな素材、様々な建材によって作られています。

その違いを知ることも、地震対策につながるのです。

外壁から地震被害を軽減する

住宅の中でも外の守りをするのが、外壁材の役目です。

太陽の日差しや、雨・風、台風などの強風からも、家族の生活を守ってくれています。

そして地震の面からでは外壁材の選択によっても、大きく左右します。

地震の場合、建物の重量が重ければ重いほど、「地震の力を大きく受ける」と言われています。

通常でも重さという力が加わっていることに加え、地震の大きなパワーが合わさり、建物を支えている基礎には大きな力がかかってしまいます。

重量の軽い外壁材を選択することで、建物にかかる負担を減らすことができます。

現在の外壁材の主流「窯業系サイディング」では、こんなデータも

下のデータは1995年に発生した阪神淡路大震災の際、現在の主流である「窯業系サイディング」にどのような被害が発生したのかをまとめています。

出典:東京大学 1995年8月窯業系サイディング被災調査より(数値は、調査地域の非倒壊住宅のうちの割合を示したもの)

現在は建築基準法も変化し、耐震基準にも違いがありますが被害があった住宅でも「亀裂や一部脱落などの小さな被害にとどまった」となっています。

窯業系サイディングの最大手のニチハでは、基本性能はそのままに「軽量化」への取り組みも始めており、他の企業も、住宅の快適性にと共に「安全性の提供」 に 力を入れています。

窯業系サイディング、金属系サイディング、樹脂系サイディング、木質系サイディング、モルタル、タイル、ALCなど様々な外壁材がありますが、デザイン性だけではなく安全面にも注目して選ぶことをおすすめします。

窓で地震被害を軽減する

阪神淡路大震災や新潟中越地震では、窓ガラスが割れて落下し、たくさん死傷者を出しました。

また地震の際1番多いのが、割れたガラスによるケガなのです。

地震発生の際、住宅には被害がなくても安心はできません。

地震のパワーは私たちが考えているよりも大きく、大きな揺れやうねりを受けた時に、窓枠にひずみが生じ、窓ガラスが割れてしまうのです。

窓ガラスなどが割れることにより、

  • 割れたガラスがささる。
  • 破片を踏んでケガをする。
  • 片付けの時に手を切る。
  • 大きな建物から、割れたガラスが降ってくる。

などの二次的な危険が考えられます。

同じように見える窓ガラスでも、様々な特徴を持ち合わせています。

その建物、生活環境などに合わせた窓ガラスの選択は、大きな地震対策のひとつになります。

窓ガラスの違いを紹介

板ガラスの安全性能比較   ○:高度 △:中度 ×:低度

このようにガラスによっても、割れにくさも衝撃による強さも変化します。

特に窓ガラスは、日常から日差しや雨風など悪条件の中にある製品です。

そのため見た目は変わらないように見えても、劣化が進みガラス自体がもろくなる場合もあります。

亀裂などが発生している場合、地震の揺れやねじれのパワーに耐えられず、割れてしまう可能性も高まります。

掃除の時、キレイにするだけではなく、異常がないか確認することをおすすめします。

窓枠からも地震対策ができます

割れにくいガラスを選ぶことも地震対策のひとつですが、窓ガラスを支えている窓枠からも地震対策を施すことができます。

出典:耐震補強フレーム FRAME+ G2(フレームプラス G2)/ FRAME+(フレームプラス)|YKKAP

上の画像の様に、窓をそのまま活かしながら、耐震フレームを取り付けられる製品も販売されています。

窓などの開口部の広さを確保したまま、快適性+耐震性を高めることもできます。

仮に玄関の脱出路が失われてしまった場合でも、地震対策の施している窓があることで「第二の避難口」として活用することもできるのです。

避難口の確保 玄関ドアの工夫

地震発生の時に重要となるのは、「避難口の確保」です。

特に地震などの日常と違うことが起こった時、冷静に判断し行動するというのは、とても難しいことです。

地震発生後の「二次災害」として、扉が開かないことによる「閉じ込め」があるのです。

通常は普通に出入りできる玄関ドアも、地震の揺れによって扉と枠を接続している部品に歪みが生じ、扉を開けることができないなどのトラブルが発生することがあります。

災害時にも避難口を守る対策

通常の玄関ドアの枠や丁番を交換することで、地震対策を施すことができます。

  • 建物がドア枠の変形(面内変形)に対し、枠とドアの接触を緩和してくれる「面内変形追随性」のある製品
  • 局部変形を受けても枠とドアの接触を緩和してくれる「局部変形追随性」のある製品
  • 2枚丁番とすることで、吊元側に局部変形を受けても軸芯のずれを防止してくれる「反り止め金具(局部変形追随性対応)」
  • 扉と枠のクリアランスを大きくとることにより、「面内変形追随性」および「局部変形追随性」に対応できる技術
  • ある一定以上の力がかかるとスプリングが動き、+の変形・-の変形に合わせてドアの開け閉めを可能にしてくれる対震丁番

など、玄関ドアにも様々な対策を施すことができます。

住宅のトータルサポートで地震被害を削減する

万が一に備えるために、たくさんの方法があります。

今回ご紹介した

  • 住宅に負担のかかりにくい外壁材の選択
  • 万が一の時のケガを防止する、窓ガラスの違い
  • 窓枠からでもできる地震対策
  • 万が一の場合大切になる避難口を守る対策
  • 住宅全体の地震対策を高めるトキワシステムの制震ダンパー

など、複数の地震対策を合わせることで、より地震に強い家づくりをすることが可能です。

災害に対応するためには、家全体のトータルバランスを高めることがとても大切です。

これから家づくりを考えている方も、家づくりをアドバイスしている工務店の方も、ぜひ一度制震ダンパーを検討してみませんか。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、

繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します。

繰り返しの地震にも強く、小さな揺れからもその効果を発揮することが特徴です。

13,000棟以上の供給実績、東海地区No.1の採用数で培った知識やノウハウが活きてくるのです。

家族の生命と財産を守る住宅を目指して!「αダンパーExⅡ」がしっかりとバックアップします。

耐震住宅に制震装置をプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。