DIY 足回りゴムブーツ交換!
統括営業本部 技術課のトッキー 徳井です。
今回は、自家用車アルトくんの9年目の車検を目前に控えているため、車検時に指摘されそうな足回りのゴムブーツを予め交換しましたので、ご紹介いたします。
交換したのは、タイロッドエンドブーツと、ロアボールジョイントブーツと呼ばれるボールジョイントを保護する黒いゴムカバー2種×左右です。
この黒いブーツが経年劣化などでひび割れなどで損傷して、異物が中に入るとボールジョイントを痛めてしまいます。
交換時期の目安は、5年~7年、5万キロ~7万キロのようです。
車検時に、損傷があった場合には、交換が必須となり、4ヶ所の部品と工賃で数万円を超える金額が発生します。
ブーツの破損目前だったので、少しでも車検代を抑えたいため、自分で交換しました。
特殊工具を使って、タイロッドとロアアームのパーツをバラし、黒いブーツを留めているリングごと外します。
ボールジョイント部の古いグリスを取り除いて、新しいグリスを注入します。
新しいブーツを元の場所に被せて下側をリングを再利用して留めます。
リングは予め4本購入していたけれども再利用できました。
暑い中、リングの装着に、かなりてこずりましたが、無事に装着できました。
次はリングを装着する対応方法を何か検討しなければ、と痛感しました。
リングを装着するための特殊工具を購入するか、でも、果たして次の交換があるのだろうか・・・。
その他、一度も交換していなかったラジエター液の交換を済ませ、少し怪しげなタイヤホイールは純正品に戻し、低い位置にあるフロントのカップスポイラーを取り外して車検に臨みました。
お陰様で今回の車検では、交換部品は一つもなく、金額も最小限に抑えることができました。
ただ、バネの劣化が原因なのか最低地上高さが少し足りなかったようで、空気圧を+0.3kgf/cm3多く入れて免れました。
また、マフラーの音量の基準値は範囲内でしたが0.2db少ないだけの際どい値だったことで、次回の車検時は要検討ということを告げられました。
ほんとにギリギリだったのですね・・・汗。通って良かった。
2年後に対策考えます。
お読みいただき、ありがとうございました。