大地震の後は余震にも注意【余震はなぜ起こるのか】

大きな地震が発生した時、「今後の余震にお気をつけください!」「今後も同じ規模の地震が発生する可能性があります」などのフレーズをよく耳にします。

大きな地震の後は注意していても、確かに大きな地震に比べれば小さな揺れのため、警戒心も弱くなってしまうことも考えられます。

今回は地震対策を考える上で、地震の中でも「余震」にクローズアップしてみましょう。

大きな地震の後、なぜ余震が起こるのか。

余震とはなぜ起こるのかなど、幅広い目線で情報を集めました。

いつ発生するか分からないからこそ、日頃の備えが必要となります。

これから家づくりを考えている人にはもちろん、家づくりをアドバイスする方であれば「お客様の目線に立ったアドバイス」をするために知っておきたい情報です。

地震に対する情報を知ることは、地震対策にもつながっているのです。

余震のメカニズムとは

2011-2021震度4以上東日本大地震地図

出典:気象庁

余震のメカニズムを解説するために、まずは地震のメカニズムから解説していきましょう。

私たちが日常過ごしている地球の表面は、十数枚のプレートに覆われています。

そのプレートは、それぞれ別の方向に向かって1年間に数cmずつ移動しています。

同じ向きで動く訳でないため、そのプレートの境目では押し引きする複雑な力が働き、プレート同士の歪みが生まれてしまうのです。

長い年月をかけ蓄積されたこの歪みが限界に達した時、プレートの境目や弱い岩盤が破壊されることにより、地震が発生します。

そのパワーは今まで経験してきた地震からでも分かるように、とても大きな力を持ち、大きな衝撃が揺れとなって私たちを襲ってくるのです。

日本に地震が多い訳は

日本で地震の多い理由のひとつとして、大きな4枚のプレート(太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北アメリカプレート)がぶつかり合う位置にあるためです。

下の図は気象庁より発表されている「1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図」になります。

出典:1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震の分布図|気象庁

上のプレート図と比較すると、太平洋プレート、フィリピン海プレートの境目と同じ形で、地震が発生していることが分かります。

世界の中でも地震の多い、地震とともに活きていかなければならない環境になっているのです。

余震のメカニズムとは

大きな地震が発生すると、1番最初の大きな地震を「本震」。

そしてその後に起こる地震を「余震」と表しています。

今までの歪みが割れ、そこが震源域となり本震が発生しますが、そこで全ての歪みが解消されると言い切れないのです。

本震時に解放されきれなかったエネルギーが放出されるため。そしてその周辺の歪みを元に戻そうという動きが、余震とされています。

余震の規模としては、本震のマグニチュードよりも小さいことが大半となりますが、場所によっては本震と同規模になることもあるので注意が必要です。

本震によって大きなダメージを受けた建物や地盤では、小さな余震によって被害が拡大する恐れもあります。

本震が去ったからと安心せずに、注意を怠らないことが被害の軽減につながるのです。

東日本大震災後の余震はどのくらいあったのか

2月13日に発生した福島県沖の地震観測点での震度

出典:気象庁

2021年(令和3年)2月13日 23時7分に福島県沖の深さ約55kmを震源としたマグニチュード7.3(暫定値)の地震が発生しました。

この地震も「東日本大震災の余震」とされており、宮城県及び福島県で最大震度6強を観測し、北海道から中国地方まで揺れを感じる程でした。

2021年の今年は、東日本大震災の発生より10年。

しかし大規模の余震が発生するなど、未だに警戒が必要なのです。

ここでは東日本大震災の前と後、どのくらい地震が発生したのかを比較してみましょう。

※ 発生した地震が全て東日本大震災の余震とは限りません。

東日本大震災前10年の地震回数

地震の発生日時 : 2001/03/11 00:00 ~ 2011/03/10 23:59

観測された震度 : 青森県、岩手県 、 宮城県 、 福島県、 茨城県 、千葉県 で 震度1以上 を観測

期間 震度1 震度2 震度3 震度4 震度5弱 震度5強 震度6弱 震度6強 震度7 合計
2001年 106 47 21 3 1 0 0 0 0 178
2002年 179 83 33 8 3 0 0 0 0 306
2003年 774 334 107 37 3 0 3 1 0 1259
2004年 296 145 52 17 4 0 0 0 0 514
2005年 265 108 47 9 3 1 1 0 0 434
2006年 232 109 40 3 0 0 0 0 0 384
2007年 242 118 39 9 1 0 0 0 0 409
2008年 655 267 106 22 3 0 1 1 0 1055
2009年 281 120 34 12 0 0 0 0 0 447
2010年 322 103 42 12 3 0 0 0 0 482
2011年 59 37 8 3 1 0 0 0 0 108
合計 3411 1471 529 135 22 1 5 2 0 5576

出典:震度データベース検索より|気象庁

上の表が見えづらい方は、こちらをクリック >> 東日本大震災前10年の地震回数

上の表は東日本大震災前10年の地震回数になります。

小さな地震の震度1から最大震度7までは、合計5,576回発生しています。

ものにつかまらないと歩けないとされる震度5強以上は、8回でした。

東日本大震災後10年の地震回数

地震の発生日時 : 2011/03/11 00:00 ~ 2021/03/10 23:59

観測された震度 : 青森県、岩手県 、 宮城県 、 福島県、 茨城県 、千葉県 で 震度1以上 を観測

期間 震度1 震度2 震度3 震度4 震度5弱 震度5強 震度6弱 震度6強 震度7 合計
2011年 4942 2260 760 193 35 11 2 2 1 8206
2012年 1331 592 175 48 9 3 0 0 0 2158
2013年 868 366 117 36 6 3 0 0 0 1396
2014年 620 273 72 28 2 0 0 0 0 995
2015年 526 226 71 14 2 2 0 0 0 841
2016年 565 271 75 21 5 0 1 0 0 938
2017年 485 195 58 16 2 0 0 0 0 756
2018年 400 194 73 23 1 0 0 0 0 691
2019年 330 157 50 14 3 0 0 0 0 554
2020年 325 143 46 19 4 0 0 0 0 537
2021年 124 62 14 3 0 0 0 1 0 204
合計 10516 4739 1511 415 69 19 3 3 1 17276

出典:震度データベース検索より|気象庁

上の表が見えづらい方は、こちらをクリック >> 東日本大震災後10年の地震回数

上の表は東日本大震災後10年の地震回数になります。

小さな地震の震度1から最大震度7までは、合計17,276回発生しています。

ものにつかまらないと歩けないとされる震度5強以上は、26回も発生しているのです。

東日本大震災発生後は確かに余震などの多さも納得ですが、それを差し引いても発生後の方が地震が多く発生しています。

そして2021年3月11日から21日の10日間は、下のグラフになります。

地震の発生日時 : 2011/03/11 00:00 ~ 2021/03/21 23:59

観測された震度 : 青森県、岩手県 、 宮城県 、 福島県、 茨城県 、千葉県 で 震度1以上 を観測

期間 震度1 震度2 震度3 震度4 震度5弱 震度5強 震度6弱 震度6強 震度7 合計
合計 31 9 0 2 0 1 0 0 0 43

出典:震度データベース検索より|気象庁

上の表が見えづらい方は、こちらをクリック >>  2021年3月11日から21日の10日間 の地震回数

これが全て余震とは言い切れませんが、注意をしていく必要性を感じさせられます。

地震はどこに発生してもおかしくはありません。

「このエリアではないから、自分には関係ない」ではなく、日頃の対策を施していくことが大切です。

本震だけでなく余震にも注意が必要

本震は大きな地震として認識している方が多いと思われますが、実は余震でも大きな地震となったケースも多くあります。

過去には内陸で発生した新潟県中越地震は、M6.8の本震の38分後、M6.5の最大余震が発生しています。

また東日本大震災では、M9.0の本震の29分後、M7.7の最大余震が観測されました。

余震は本震の後すぐに発生するとも限らず、1944年に発生した東南海地震ではM7.9の本震の約1ヶ月後にM6.8の最大余震が起こったとされています。

地震の発生後だけではなく、ある程度の期間注意をする必要があるのです。

地震住宅にするために

地震に強いいづくりをするためには、いくつもの方法があります。

そのひとつがトキワシステムの制震ダンパー「αダンパーExⅡ」です。

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設置したお客様からも、「設置した後、大きな地震が発生しましたが、外壁の塗り壁にもヒビもなく、性能面でも信頼度が高まりました。」など「ダンパーを入れているから大丈夫」という安心感が心強いという感想をいただいております。

「αダンパーExⅡ」お施主様の声

「αダンパーExⅡ」工務店様の声

制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、新築住宅はもちろん、既存の住宅にも設置できる地震対策です。

これから家づくりを考えている方も、家づくりをアドバイスしている工務店の方も、ぜひ一度制震ダンパーを検討してみませんか。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、

繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します

繰り返しの地震にも強く、小さな揺れからもその効果を発揮することが特徴です。

13,000棟以上の供給実績、東海地区No.1の採用数で培った知識やノウハウが活きてくるのです。

家族の生命と財産を守る住宅を目指して!「αダンパーExⅡ」がしっかりとバックアップします。

耐震住宅に制震装置をプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。