強い地盤について、微動探査とは?【地震に負けない住まいづくり】

世界でも地震大国の日本。

日本で暮らしている以上、住宅に地震対策を施すことは必然とも言えるでしょう。

家の購入の際、今住んでいる家をリフォームする際、地震対策を施す際、注視して欲しいことは家が建っている「地盤の強さ」です。

地盤の強さによっても、住宅に対する地震対策は変化します。

また暮らしやすさの面で気に入った土地であっても、地盤が弱いとなれば購入に躊躇します。

今回は大地震にも負けない家づくりから、地盤にクローズアップしてみましょう。

住宅の基盤となる強い地盤

日本で安心・安全に暮らし続けていくためには、耐震性など地震に強い家づくりが必要です。

そして強い住宅に合わせて、住宅の基盤となる土地選びはとても重要です。

住宅自体でもかなりの重量があるため、地震などの大きな負荷がかかった場合、弱い地盤では支えきれない可能性もあります。

まずは家づくりの基盤となる「地盤」について解説していきましょう。

地盤とは

地盤とは、建物などを建てる基礎となる土地を表します。

建物をいくら強く作っても、それを支える地盤が軟弱では効果か発揮されません。

そして私たちが何気なく見えている土地も、同じように見えて、少しずつ変化しています。

建物が建つ地盤の違いによっても、地震で感じる揺れには違いが出るのです。

大地震に備える対策のひとつが、強い地盤の土地選びです。

47都道府県「いい地盤ランキング」

では今現在暮らしている都道府県では、どのような評価がされているのでしょうか。

地盤ネットホールディングスが公開している「いい地盤ランキング」の結果を見てみましょう。

ちなみに全国平均は、70.3 点となっています。

上位3都道府県

  • 1位:沖縄県 82.754点
  • 2位:群馬県 78.998点
  • 3位:福島県 78.903点

沖縄であれば、琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁が固まった岩の台地。

群馬であれば、火山灰などが平坦な台地が多い部分など、地盤の強いとされる要素が秘められているようです。

一方、下位の都道府県としては、

  • 45位:岡山県 62.254点
  • 46位:新潟県 61.273点
  • 47位:高知県 60.669点

と分析されています。

事前に揺れやすさを分析する「微動探査」

以前のコラム「地震対策と地層について 地震に強い家づくりをするためには」でもご紹介しましたが、地盤の強さを調べる方法として、「スウェーデン式サウンディング試験」や「ボーリング標準貫入試験」などがあります。

このような試験では、建てる住宅の重さに地盤が耐えられるか調査します。

その調査結果に応じて、強い地盤にするための「地盤改良工事」などが施されます。

この調査では「平常時」に対しては調べることができますが、地震の際の揺れやすさなどを調べることはできません。

現在は「微動探査(びどうたんさ)」という新たな地盤調査もあり、地震が来る前に揺れやすさを調査することも可能となりました。

出典:一般社団法人 地域微動探査協会

微動探査とは

短時間に震度7という大きな地震が2度も襲った熊本地震。

熊本地震では「耐えられるであろう」とされていた住宅にも大きな被害が発生し、わずか数10m離れたエリアでも「住宅の被害が大きく異なる」という現象がみられました。

微動探査とは、「地盤によっての揺れやすさの違い」を測定する方法です。

交通の振動や、河川や波浪などに由来する人間が感じない揺れ(微動)を活用し、4台の高精度の地震計(微動計)を地面に置いて微動探査を行います。

微動探査では、

  • 表層地盤増幅率:地震の際に地盤がどのくらい揺れるか
  • 地盤周期:どういった地震で建物が共振しやすくなるか
  • 地盤構造:どの深さにどのぐらいの固さの層があるか

など、地震対策に有効となる情報をたくさん集めることができます。

「地震に強い家づくりをしたい」、「地震で揺れやすい地盤なのか知りたい」など、過去の地震で不安な体験をされた方は、こういった調査をすることで安心・安全を高めることも可能です。

地盤の強さをチェックする方法

上のような調査を依頼することもひとつの方法ですが、身近なことでも調べることは可能です。

ぜひこれから購入を考えている土地はどうなのか。

今暮らしている土地の現状を知りたいなどに、お役立てください。

古い地図からどんな土地だったのかを確認する

地盤や地層は、昔からの蓄積によってできあがっています。

そのため昔の地図から現状を予想することも可能です。

古地図は、図書館や役所の情報コーナーなどで閲覧することができます。

お子様のいるご家庭であれば、子どもたちと一緒に地震について考えるきっかけにも活用できそうです。

隣り合わせの土地であっても地盤の状態が変化することもありえますので、注意しましょう。

地名(旧地名)を確認すること

何気なく付いている様に思えますが、土地の地名には意味が多いものもたくさんあります。

例えば川、池、浜、津、洲、浦、沢、浅、深、崎、戸、門、田、谷など「水」に関する文字が使われた地名は、水に関わりがあることも多いのが特徴です。

海岸線や川の近くや低地、湿地帯などを表わしていますので、過去に津波や洪水など水に関する災害も発生している可能性が高くなります。

また田や谷を埋めて作られた場合には、盛土の崩壊や地震による液状化が生じることもあり、注意が必要です。

土地の高低差にも注意が必要

通常生活をしているとあまり感じないことも多いのですが、平らに見えても高低差のある地域が存在しています。

特に周囲より低くなっている土地の場合、水も集まりやすく「地盤が弱くなっている」可能性も考えられます。

ハザードマップなどの情報も活用しよう

出典:地盤サポートマップ|ジャパンホームシールド株式会社

水害や地震などの情報をまとめてある「ハザードマップ」。

各自治体や民間企業の情報ページなどからも、地震に対する知識を集めることも可能です。

<地盤や災害の情報収集ができるウェブサイト>

正しい情報の集め方を、何も起こらない時だからこそ準備しておきましょう。

強い地盤+建物で地震に負けない住まいにする

今回は地震対策の中から、地盤に着目し解説してきました。

地震対策は、どれかひとつが優れていてもその効果は発揮されません。

「住宅の基礎力=トータルバランス」を上げることがとても大切です。

地震に強いいづくりをするためには、いくつもの方法があります。

そのひとつがトキワシステムの制震ダンパー「αダンパーExⅡ」です。

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設置したお客様からも、「設置した後、大きな地震が発生しましたが、外壁の塗り壁にもヒビもなく、性能面でも信頼度が高まりました。」など「ダンパーを入れているから大丈夫」という安心感が心強いという感想をいただいております。

「αダンパーExⅡ」お施主様の声

「αダンパーExⅡ」工務店様の声

制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、新築住宅はもちろん、既存の住宅にも設置できる地震対策です

これから家づくりを考えている方も、家づくりをアドバイスしている工務店の方も、ぜひ一度制震ダンパーを検討してみませんか。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、

繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します。

繰り返しの地震にも強く、小さな揺れからもその効果を発揮することが特徴です。

13,000棟以上の供給実績、東海地区No.1の採用数で培った知識やノウハウが活きてくるのです。

家族の生命と財産を守る住宅を目指して!「αダンパーExⅡ」がしっかりとバックアップします。

耐震住宅に制震装置をプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。