日本の木造住宅は寿命が短い?短命の原因、耐震性向上など長寿命化対策もご紹介

日本の木造住宅は寿命が短い?短命の原因、耐震性向上など長寿命化対策もご紹介

「木造住宅の寿命は短い」と聞いて、不安を感じたことはありませんか?

実は、日本の木造住宅の平均寿命は約30年と言われていますが、適切な設計・施工やメンテナンスを行うことで、50年、100年と住み続けることも十分に可能です。

本記事では、木造住宅の寿命が短いとされる理由や長持ちさせるための工夫、そして繰り返す地震への対策として注目されている「制震ダンパー」の活用方法まで、わかりやすく解説します。

家族が安心して暮らせる住まいを長く保つために、木造住宅の実態を確認しましょう。

この記事を読んだらわかること

・日本の木造住宅の「寿命が短い」言われる理由が分かります。
・日本の木造住宅の寿命が短い原因、および対策が分かります。

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日本住まいの9割を担う「木造住宅」の特徴

日本住まいの9割を担う「木造住宅」の特徴

木造住宅は自然素材ならではの快適さと機能性を備え、日本の風土に適応しながら発展してきました。
では、なぜ日本では木造住宅がここまで多く採用されてきたのでしょうか。

その理由について、まずは日本の気候や地形に合致する木造住宅の特徴を確認しましょう。

調湿性に優れ、四季のある日本の気候に適している

木造住宅に使われる木材は、湿度を吸収・放出する「調湿性」に優れており、四季を通じて気温や湿度の変化が大きい日本の気候にぴったりの素材です。

たとえば梅雨時には空気中の湿気を吸収し、逆に乾燥する冬には水分を放出することで、室内の湿度を安定させる働きを担います。

これにより結露やカビの発生を抑え、快適で健康的な住環境を維持することができます。

軽量で柔軟性があり、地震に強い

木造住宅は鉄やコンクリートと比べて構造材が軽量で、かつしなやかな特性を持っているため地震に強いとされています。

木材は揺れの力を受け流す柔軟性があり、大きな揺れでも構造全体がしなって吸収することで倒壊や損傷のリスクを軽減します。

また、建物が軽いほど地震による加速度が小さくなるため、基礎や接合部にかかる負担が小さくなる点もメリットです。

実際に、伝統的な木造建築が大地震を耐え抜いて現存している例も多く、その耐震性の高さが実証されています。

>関連コラム:【木造住宅は耐震性が低い】はホント?実は強度が高い木造住宅│さらに耐震性を高める方法も解説

設計の自由度が高く、リフォームや間取り変更にも対応しやすい

木造住宅は「在来工法(木造軸組工法)」を採用していることが多く、柱と梁で構造を支えるため壁の位置に左右されにくく、設計の自由度が高い点が特徴です。

こうした構造のおかげで、将来的な間取りの変更やリフォームにも柔軟に対応でき、ライフスタイルの変化に合わせて住まいを長く使い続けることができます。

また、収納の追加や部屋の増改築なども比較的容易に行えるため、「住まいを育てていく」感覚で手を加えられる点も木造住宅ならではの魅力です。

>関連コラム:木造軸組工法(在来工法)と木造枠組壁工法とは?耐震性と効果的な地震対策

木造住宅にはこうした優れた特徴があり、日本において広く普及してきました。

日本の住宅は寿命が短い?世界の住宅とも比較して確認

木造住宅を中心に建てられてきた日本の住宅には、優れた特徴があります。
一方で「日本の住宅は寿命が短い」と言われることがありますが、それは事実なのでしょうか。

ここからは日本と世界の住宅寿命を比較しながら、その背景にある価値観や建築文化の違いについて確認していきます。

日本の住宅の寿命は本当に短い?

取り壊される住宅の平均築後経過年数

>参考リンク:国土交通省 長持ち住宅の手引き

日本では、住宅が取り壊されるまでの平均築後年数は約30年とされています。
一方、アメリカでは約55年、イギリスでは約77年と、海外では日本よりも長く住み続けられている現状が一般的な認識です。

こうした違いは、気候や地震などの自然条件に加え、住宅に対する考え方や文化、維持管理の習慣など、国ごとの価値観の違いから生まれています。

単純に「長いほうが良い」「短いのは悪い」とは言い切れませんが、海外の良い部分を取り入れ、見直す姿勢がこれからの家づくりには求められます。

住宅寿命の違い:日本が住宅に求めるもの

日本では住宅に、「最新の設備」や「ライフスタイルへの適合性」を重視する傾向があります。

このため家族構成や価値観が変化すると建て替えや住み替えを選ぶことも少なくありません。

結果として、住宅が物理的に使える状態であっても解体されるケースが多く、平均寿命が短く見える要因のひとつとなっています。
「新築=価値が高い」と考える文化も、住宅寿命に影響を与えています。

住宅寿命の違い:世界(アメリカやイギリスなど)が住宅に求めるもの

アメリカやイギリスでは「住宅は長く住み継ぐもの」とする価値観が一般的です。

住まいは資産であり、手入れをしながら大切に使い続けることが当たり前とされています。そのため、構造や素材にも耐久性を求め、定期的なリフォームやメンテナンスを通じて寿命を延ばす文化が根づいています。

建て替えよりも改修を重視する姿勢が、住宅寿命の長さにつながっているのです。

 

日本の住宅寿命が短いと言われる背景には、自然環境だけでなく、住まいに対する価値観や文化の違いがあります。

世界の長寿命住宅から学べる点も多く、今後の家づくりに活かしていくことが大切です。

木造住宅の寿命は何で決まる?寿命を左右する要素を解説

このように、住宅の寿命には国ごとの価値観や文化が深く関わっていますが、建物そのものの構造や素材、日々の手入れの有無といった物理的な要因もまた、寿命を大きく左右します。

では、木造住宅がどれだけ長く住み続けられるかは、具体的にどのような要素によって決まるのでしょうか。
ここからは、木造住宅の寿命に影響を与える主なポイントを詳しく見ていきましょう。

構造や工法の違い(在来工法・ツーバイフォーなど)

木造住宅の寿命は何で決まる?寿命を左右する要素:構造や工法の違い(在来工法・ツーバイフォーなど)

木造住宅の寿命は、採用する構造や工法によっても変わります

在来工法(木造軸組工法)は設計の自由度が高く柔軟にリフォームも可能ですが、施工の質に左右されやすい面もあります。

一方、ツーバイフォー工法は壁で荷重を支える構造ですので、耐震性や断熱性に優れる点が特徴です。

こうした、建物を支える構造部分の考え方は住まいの寿命を左右します。

湿気・シロアリ対策などの防蟻、防湿処理の有無

日本は湿度が高く、木造住宅にとって湿気やシロアリは大敵です。

特に床下や外壁まわりの防湿、防蟻処理が不十分な場合、木材の腐朽や構造の劣化が急速に進む恐れがあります。

長く安心して住み続けるためには、基礎まわりの通気性を確保し、防蟻剤や防湿シートなどを適切に施工することが重要です。見えにくい部分の対策が、寿命を大きく左右します。

>関連コラム:田んぼだった土地に分譲地、家を建てても大丈夫?液状化や水害などリスクを確認、対策も解説

定期的な点検とメンテナンスの実施

木造住宅は建てた後の手入れ次第で寿命が変わります

外壁のひび割れや屋根の劣化、床下の湿気やシロアリの有無など、小さな不具合でも早期に発見、対応することが重要です。

数年ごとの点検や、必要に応じた塗装・補修をすることで、大規模な修繕を未然に防ぎ、結果として住宅を長持ちさせることにつながります。予防的なメンテナンスこそが、住まいを守る鍵です。

こういった耐震性を高める対策や日常的な対策に加えて、地震大国である日本においては「制震ダンパー」のような地震への備えも、住宅の寿命を延ばすうえで重要な選択肢のひとつです。

建物そのものの劣化を防ぐだけでなく、繰り返しの揺れによるダメージを最小限に抑えることで、長く安心して暮らせる住まいづくりにつながります。

制震ダンパーの特徴について気になる方は、お気軽に資料をご請求ください。

日本の木造住宅、寿命を短くする原因

日本の木造住宅は「平均寿命が約30年」と言われますが、これは建物そのものの問題だけではありません。

次のような要因が複雑に絡み合い、寿命を縮めているのです。

  • 耐震性の不足により地震のたびに損傷が蓄積すること
  • 耐久性を考慮しない設計や素材の選定で劣化が早まること
  • メンテナンス不足によって小さな劣化が重大な故障に発展すること
  • 将来を見越した柔軟性(可変性)がなくライフスタイルに対応できないこと

たとえば、耐震性が十分でない木造住宅は、地震のたびに柱や接合部などに小さな損傷を受け、これが蓄積されることで構造全体の強度が徐々に低下していきます。

一見無傷に見えても、繰り返しの揺れが建物に与えるダメージは大きく、結果として寿命を縮める要因になります。

>関連コラム:繰り返し地震から家を守る!本震と繰り返される余震に備える方法

日本の木造住宅の寿命を長くする対策

日本の木造住宅の寿命を長くする対策

木造住宅の寿命は、自然環境や建材の質だけでなく、設計、施工、維持管理やライフスタイルのあり方によって変わります。

寿命を縮める要因に対して、例として以下のように対応することで、50年、100年と住み継げる家づくりも決して夢ではありません

  • 耐震性能を強化し、揺れによる構造の損傷を防ぐこと
  • 耐久性に優れた設計や素材を選び、経年劣化を抑えること
  • 定期的な点検と適切な補修で、劣化を早期に対処すること
  • 可変性を持たせて、将来のライフスタイルの変化に対応できること

>関連コラム:木造住宅の寿命を伸ばす方法とは?|耐震性能を長持ちさせるポイントを解説

耐震性の強化に関する対策の例

このうち、特に木造住宅の寿命に深く関係する、耐震性の強化についての対策として、以下の例が挙げられます。

  • 耐震等級2〜3を取得する設計にする
  • 壁の配置バランス(直下率)を高める
  • 制震ダンパーなどの制震装置を導入する
  • 地盤調査と基礎の最適化を行う
  • 定期的な耐震診断を実施する

このように、地震に強い家にする対策を複合的に実施することで、地震が発生した場合にもダメージを受けづらい住まいを実現することが可能です。

なお、こうした地震対策を講じる際は、以下のコラムに記載の「耐震・制震・免震」という手段の違いを把握することも重要です。

>関連コラム:結局「耐震・免震・制震」のどれがいいの?効果的な組み合わせの解説と実例を紹介

制震ダンパーの設置で「安全性をプラスする」

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住宅の地震対策の中でも、特におすすめの方法は制震ダンパーといった制震装置の設置です。

弊社トキワシステムの制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、小さなボディでも力強く住まいを守る力を備えています。

制震ダンパー:株式会社ヨシウダ建築様・I様邸・改修工事

>制震ダンパー施工事例(株式会社ヨシウダ建築様・I様邸・改修工事)

お住まいの中で、地震の揺れによる変位量が大きくなる部分に「αダンパーExⅡ」を配置することで地震による建物の変位を最大55%軽減し損傷を抑えます。

柱の変位量が最大55%低減

小さな揺れから効果を発揮する点が特徴で、地震の揺れを吸収して繰り返しの余震からも建物を守ります。

小さな揺れ、繰り返しの揺れに耐えられる特徴から、台風など「住宅へダメージをあたえる他の要因」にも高い効果を期待できます。

「我が家にも付けられる?」「本当に効果があるの?」といった疑問をお持ちの方は、トキワシステムまでぜひお気軽にご相談ください。

>関連コラム:制震ダンパーはどこがいい?ランキングでの紹介は難しい?メーカーや製品を選ぶ8つの方法を解説

まとめ│制震ダンパーの利用で長く住み続けられる家に

日本の木造住宅は適切な設計、施工、管理を行えば50年、100年と長く住み継ぐことができる住まいです。

そのためには、耐震性、耐久性、可変性を備えた計画的な住まいづくりに加え、日々の点検と補修を怠らないことも不可欠です。

特に、地震が多い日本では「繰り返しの揺れ」による建物への負荷を軽減するための対策が重要になります。

 

その中でも注目されているのが制震ダンパーの設置です。

トキワシステムの制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、地震や強風から建物を守る頼もしいパートナーです。

新築・リフォーム問わず対応可能ですので、住宅の地震対策をご検討中の方は、資料請求やご相談からお気軽にお問い合わせください。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します。

繰り返しの地震にも強く、小さな揺れからもその効果を発揮することが特徴です。

20,000棟以上の供給実績、東海地区No.1の採用数で培った知識やノウハウが活きてくるのです。

家族の生命と財産を守る住宅を目指して!「αダンパーExⅡ」がしっかりとバックアップします。

耐震住宅にαダンパーExⅡをプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

監修者情報

株式会社トキワシステム

株式会社トキワシステム

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。

保有資格
・二級建築士
・フォークリフト運転技能者
・木材加工用機械作業主任者
・第二種電気工事士

受賞歴
・GOOD DESIGN AWARD 2021