入浴(お風呂)中の地震対策を教えて!取るべき5つの行動、7つの対策を紹介│事前の対策で入浴中も安心

賃貸経営で取るべき地震など「防災対策」とは?取り入れる3つのメリットも解説

「入浴(お風呂)中に地震が起きたらどうしよう…。」
こうした不安を抱える方は少なくありません。

そこで本記事では、入浴中に地震が発生した場合に取るべき行動や、安全に入浴するための対策について解説します。

入浴中は無防備になりますので、地震でご自身が転倒した場合や窓ガラスが割れた場合など、ケガへの対策は不可欠です。
事前に十分な備えをして、地震の際の被害を軽減しましょう。

この記事を読んだらわかること

・入浴中に地震が発生した場合の対策が分かります。
・入浴中の地震に備えて事前に取るべき対策が分かります。

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入浴中に地震が起きた場合に取るべき行動

はじめに、入浴中に地震が起きた場合、どのように行動すればご自身の身を守れるのか、発災時に取るべき以下の行動について解説します。

  • お風呂の扉を開ける(避難経路を確保する)
  • 風呂おけやフタで頭部を保護する
  • その場に留まって不用意に移動しない
  • シャンプーはざっと洗い流す
  • ガスのスイッチを忘れずに切る

お風呂の扉を開ける(避難経路を確保する)

入浴中に地震が起きた場合に取るべき行動:お風呂の扉を開ける(避難経路を確保する)

はじめに取るべき行動は、お風呂と脱衣室の間の扉を開けることです。

地震で建物がゆがむと扉が開かなくなることがあります。

避難経路を確保するために、揺れを感じた瞬間に扉を開けることをおすすめします。

風呂おけやフタで頭部を保護する

揺れが大きくなリ始めた場合は、風呂おけや風呂ふたなど、面積の大きな物で頭を保護しましょう

比較的物が少ない浴室内であっても、窓ガラスやタイル、天井材やシャンプーボトルなどが落下する可能性はあります。

致命的なケガを避けるためには、頭や首といった要所を守ることが重要です。

その場に留まって不用意に移動しない

入浴中に地震が起きた場合に取るべき行動:その場に留まって不用意に移動しない

揺れが収まってからも、直ぐに移動を始めることは避けましょう。

地震の発生後は停電して真っ暗になっている可能性があり、またガラスやその他の物が散乱している可能性があります。

移動する場合は、風呂おけや風呂ふたなどを利用しながら、安全を確保しつつゆっくり移動しましょう。

シャンプーはざっと洗い流す

「シャンプーの最中に地震が起きたらどうしよう」
このように感じる方もいます。

頭に泡が付着したままでは移動に支障をきたしますので、ざっと洗い流し「目が見える状態にする」ことが重要です。

地震によって断水する可能性もありますが、断水し始めであればお湯、水が出る可能性がありますので迅速に洗い流しましょう。

ガスのスイッチを忘れずに切る

ガス火を使用している場合は、身の安全を確保してからガスのスイッチを止めることも重要です。

停電によって給湯器の電源が落ちている場合でも、復旧によって通電し二次災害(火災)を起こす危険性があります。

>関連コラム:地震火災の恐ろしさ|被害を防ぎ減らすために私たちができる行動とは

入浴中に地震が発生した場合、こうした行動を意識することでケガを避けられます。

このような「行動」での対策に加えて、これから紹介する「建物」への地震対策も重要です。

たとえば、「制震ダンパー」を設置することで建物全体の揺れを軽減できますので、入浴中の地震に恐怖を感じる方は、利用を検討してみましょう。

入浴中の地震に備える7つの対策

続いて、入浴中に地震に遭遇した場合に備えて、事前に取るべき対策を解説します。

次の7つの対策を取り入れることで、地震発生時のケガなどを防ぐことが可能です。

  • 着替え一式を脱衣室に持ち込む
  • 脱衣室用のスリッパを手の届く範囲に置いておく
  • 脱衣室にスマートフォンを置いておく
  • 窓ガラスや鏡に飛散防止フィルムを貼り付ける
  • 浴室で落下するものを取り除く
  • 耐震対策を施す
  • 制震技術を導入する

着替え一式を脱衣室に持ち込む

入浴中の地震に備える対策:着替え一式を脱衣室に持ち込む

1つ目は、着替え一式を脱衣室内に持ち込むことです。

着替えを脱衣室に持ち込むことで、地震によって停電した場合でも最短距離で衣服を手に取ることができます。

入浴中は裸ですので、割れたガラスや倒れた家具によってケガをするリスクが高まります。
停電時もすぐに着替えられる態勢づくりが重要です。

>関連コラム:「地震で窓ガラスが割れるのが怖い…」万が一の行動や対策を解説します

脱衣室用のスリッパを手の届く範囲に置いておく

2つ目は、脱衣室用のスリッパを手の届く範囲に置くことです。

被災時に無事に着替えられた場合でも、停電中に素足で移動するとケガをする危険があります。

スリッパを脱衣室など、手の届く範囲に置いて足のケガを避けましょう。

脱衣室にスマートフォンを置いておく

入浴中の地震に備える対策:脱衣室にスマートフォンを置いておく

3つ目は、脱衣室にスマートフォンを置いておくことです。

多くの場合入浴中は夜で、停電により照明が消えて真っ暗になります。
このとき、スマートフォンがあれば懐中電灯の代わりとして利用でき、足元の安全性を確かめながら移動できます。

また、家族や親戚、友人と迅速に連絡を取り合うことも可能です。

>関連コラム:【夜中の地震】知っておくべき”10のコト”事前対策も紹介

窓ガラスや鏡に飛散防止フィルムを貼り付ける

4つ目は、窓ガラスや浴室の鏡に飛散防止フィルムを貼り付けることです。

地震時に避けるべき事柄のひとつは、窓や鏡といったガラスが割れて散乱することです。

ガラスで足をケガすると、避難所への移動や室内の掃除など、あらゆる行動に支障をきたします。
また、病院が機能を停止する可能性もあり、足のケガの診察を受けられない可能性もあります。

浴室で落下するものを取り除く

5つ目は、浴室内にある地震時に落下する可能性のあるものを取り除くことです。

ボディーソープやシャンプー、カミソリや浴室の掃除用品など、地震の揺れによって落下すると、転倒の可能性が高まります。

可能な限り浴室内を整頓して、物の落下を防ぐことが重要です。

耐震対策を施す

入浴中の地震に備える対策:耐震対策を施す

6つ目は、十分な耐震対策を施すことです。

築年数が経過した住宅の中には、現行の耐震基準を満たしていない家もあります。

この場合、大きな地震が起きた際に倒壊、または大規模な損傷を受ける可能性があります。

浴室でも窓ガラスの損傷や出入りするための建具が動かない、といった問題が生じる恐れがありますので、耐震診断と耐震補強を施すことで地震に備えましょう。

>関連コラム:耐震診断・工事はどこに頼むべき?業者選びの知っておきたいポイントを紹介

制震技術を導入する

制震ダンパー施工事例(株式会社メディック様)

>制震ダンパー施工事例(株式会社メディック様)

7つ目は、制震技術の導入です。

制震技術とは、金属やゴム、油圧の力で地震の揺れや家に対するダメージを軽減する技術を指します。

転倒や物の落下、建具の損傷やガラスが割れるといった事態を軽減できますので、制震技術の導入はおすすめの方法のひとつです。

なお、制震ダンパーの中にはリフォームでの後付けに対応している製品もありますので、地震対策を考えている方は選択肢に含めましょう。

>関連コラム:制震ダンパーは後付けできるの?選び方のポイントを施工例とともにご紹介

新築とリフォーム、どちらにも対応していて価格も比較的安く、また度重なる地震にも効果を発揮し続ける地震対策は「制震ダンパー」です。

なお、制震ダンパーの中にも複数の種類があり、特徴が異なりますので製品群の中から最適なものを選ぶことが重要です。

メンテナンスフリーなど複数のメリットがある、トキワシステムの制震ダンパーが気になった方は、お気軽に資料請求からご連絡ください。

まとめ│入浴中の地震対策は事前に検討を

「入浴(お風呂)中の地震が怖い」
このように感じる方に向けて、入浴中の地震に備える地震対策を解説しました。

入浴中は無防備な状態ですので、地震の発生により足を中心にケガをしてしまう恐れがあります。
避難や掃除など、その後の暮らしに影響を及ぼしますので、避けるべく対策が必要です。

着替えやスマートフォンを脱衣室に備えるなどすぐにできる対策のほか、耐震補強や制震装置の導入など、取るべき対策は多岐に渡りますので、南海トラフなど大きな地震の発生が予見されている今こそ対策を講じましょう

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監修者情報

株式会社トキワシステム

株式会社トキワシステム

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。

保有資格
・二級建築士
・フォークリフト運転技能者
・木材加工用機械作業主任者
・第二種電気工事士

受賞歴
・GOOD DESIGN AWARD 2021