大地震における「スーパーサイクル」とは?【南海トラフ地震の周期とは】

世界各地で起こっている、大地震。

日本での発生率は、世界の中でも多いとされています。

地震の大きさによっては、甚大な被害が発生し、まだまだ未知の部分も多いのが現状です。

今回は大地震から大切な我が家を守るヒントとして、「スーパーサイクル」についてクローズアップしてみましょう。

スーパーサイクルとは

日本では長い年月の中で多くの地震が発生しています。

この地域で何年にこんな地震があったなどをまとめていくと、1度地震の発生した地域では繰り返し起こることも珍しくはありません。

このスーパーサイクルとは、「数十年から100年単位で起きる大地震の周期」とは別に、「広範囲に甚大な被害をもたらすサイズの超大地震が数百年単位で起きる周期」を指しています。

長い年月をかけ大地震の発生が続いて起きることにより,複数の震源域が連動して動き、その積み重ねから「非常に巨大な地震につながる」のです。

そのスーパーサイクルで起こった地震のひとつが、「東日本大震災」と言われています。

宮城県沖では約600年という長い年月をかけスーパーサイクルが「満期」に達し、世界でも類を見ないような大きな地震が発生しました。

揺れによる建物の倒壊や損壊。土砂崩れなどの地盤変化。津波の到来による、水の被害。地震後に発生する地震火災。

などの様々な被害が同時に発生し、震災による死者・行方不明者は1万8425人、建築物の全壊・流失・半壊は合わせて40万4893戸と甚大な被害となりました。

現在でも過去の地震や新たな視点からの地震研究は進んでいますが、解明には至っていません。

過去の南海トラフ地震からサイクルを見てみよう

日本列島とその周辺の地形(地震調査研究推進本部)

出典:地震調査研究推進本部(地震本部)

地震のスーパーサイクルは、東日本大震災の発生した宮城県沖だけではありません。

全国各地で地震の発生している日本では、どこでも考えられるメカニズムとも言えます。

スーパーサイクルは、1994年(平成6年)10月に発生した北海道東方沖地震の震源地とされる北海道東方沖では400年おきに。

北は青森から千葉県にかけてある日本海溝付近でも500〜1000年おきに起こるとされています。

その他にも相模トラフや今注目度を上げている南海トラフでも、スーパーサイクルが存在する可能性は高いと思われています。

では危険度が高まってきているとされている「南海トラフ地震」の過去の地震を振り返ってみましょう。

南海トラフの過去の地震とは

南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきている大規模地震です。

下の表の様に長い年月の中で、合計で12回もの地震が発生しています。

1 昭和南海地震 1946年12月21日
2 昭和東南海地震 1944年12月7​日
3 安政東海地震 1854年12月23日
4 安政南海地震 1854年12月24日
5 宝永地震 1707年10月28日
6 慶長地震 1605年2​月3日
7 明応地震 1498年9月
8 正平地震 1361年7月
9 康和地震 1096年2月
10 永長地震 1099年12月
11 仁和地震 887年8月
12 白鳳地震 684年11月

一番近い地震からはもう70年以上も経過し、サイクルの1番短い100年で考えた場合、あまり時間がないことが分かります。

また南海トラフ地震のひとつの特徴として、「東海」「南海」「南東海」で地震が発生し、その時間差にも幅があることが知られています。

同じ地震であっても、地域によって特徴も被害の傾向も大きく変化します。

南海トラフ地震が発生したら?

では南海トラフ地震が発生した場合、どのようなことが考えられるのか。

ここでシミュレーションをしてみましょう。

出典:南海トラフ地震-その時の備え-内閣府 防災情報のページ

南海トラフ地震の発生に伴い、関東から四国・九州にかけて極めて広い範囲で著しい被害が発生する可能性があります。

様々なシミュレーションでは、約32万人の方が尊い命を失い、揺れや火災、津波などで238万棟余りの建物が全壊したり焼失するなどの推計があがっています。

また経済的な被害は、総額220兆3,000億円に上るとされています。

特に沿岸部では津波などの発生、建物やブロック塀の倒壊や損壊、地震による火災の発生など、揺れ以外にも注意しておくことが必要です。

また南海トラフ地震は被害が見込まれる地域も広いため、どこで発生するのかによっても被害の出方に大きく変化します。

スーパーサイクルを踏まえた地震対策を

地震は発生後、くり返し起こる余震やサイクルにより発生する地震など、様々なことが起こります。

そのため1度の揺れを耐えられる家づくりではなく、長いスパンで耐えられる住宅にすることが大切です。

例えば住宅の地震対策では「耐震」「制震」「免震」と様々な方法があります。

その中でも耐震の場合、コストは抑えることもできますが、繰り返しの地震により建物にダメージの蓄積が溜まっていくというデメリットがあります。

特に住宅は一度建ててしまうと見えなくなってしまう部分も多いため、ダメージに気づかずそのままになってしまうケースも考えられます。

強い建物「耐震工法」+「αダンパーExⅡ」を合わせる対策

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筋交いや構造用合板などの耐震工法に加え、株式会社トキワシステムの制震ダンパーである「αダンパーExⅡ」をプラスすることで、地震による建物の変位を約半分にし、損傷を抑えることができます。

耐震工法で建物の強さを。そして制震ダンパーでしなやかさを補うのです。

在来工法、2×4、伝統工法など木造建築物に設置ができ、小型なのに高性能を持ち合わせているため「狭小間口3階建ての住宅にも対応が可能」です。

耐震工法とαダンパーExⅡの組み合わせだと

下の図のように、地震対策の方法によっても「中破」「小破」「無被害」と大きな差が出ます。

損害額

耐震施工だけでは不安が残る住宅対策も、αダンパーExⅡを取り入れることで被害を最小限に食い止めることができるのです。

αダンパーExⅡを設置したお客様からも、「設置した後、大きな地震が発生しましたが、外壁の塗り壁にもヒビもなく、性能面でも信頼度が高まりました。」など「αダンパーExⅡを入れているから大丈夫」という安心感が心強いという感想をいただいております。

「αダンパーExⅡ」は、新築住宅はもちろん、既存の住宅にも設置できる地震対策です。

これから家づくりを考えている方も、家づくりをアドバイスしている工務店の方も、ぜひ一度制震ダンパーを検討してみませんか。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します。

繰り返しの地震にも強く、小さな揺れからもその効果を発揮することが特徴です。

13,000棟以上の供給実績、東海地区No.1の採用数で培った知識やノウハウが活きてくるのです。

家族の生命と財産を守る住宅を目指して!「αダンパーExⅡ」がしっかりとバックアップします。

耐震住宅にαダンパーExⅡをプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。