チリ地震について詳しく解説【5月に発生した地震】

地震の発生の多い国、日本。

体に感じない揺れを含めれば、毎日、いつでも地震がどこかで発生しています。

それは日本だけではなく、海外を含め同様です。

いつ起こるか、どこで発生するのか分からないからこそ、地震には日頃からの警戒が重要となります。

過去にたくさんの地震が発生してきましたが、5月に発生した地震と言えば「チリ地震」が有名です。

遠く離れた地震にもかかわらず、日本にも被害が発生しました。

今回は過去の地震の中から「チリ地震」にクローズアップしてみましょう。

どんな被害があったのか。

遠く離れた国で発生した地震には、どのように警戒したらいいかなど、幅広い情報を集めました。

過去に発生した5月の地震とは

過去の被害地震higai-1995気象庁

チリ地震に注目する前に、5月に日本ではどんな地震があったのかを調べてみました。

令和元年(2019年)5月に千葉県北東部でマグニチュード5.1(震度5弱)や日向灘でマグニチュード6.3(震度5弱)の地震などが発生していますが、過去に発生した5月の地震と言えば「日本海中部地震」になります。

「日本海中部地震」とは、昭和58(1983)年5月26日11時59分。

男鹿半島の北西約70㎞でM7.7の地震が発生し、青森県では深浦町やむつ市、秋田県の秋田市などで大きな揺れを観測し、多くの被害を出しました。

日本海中部地震-気象庁

出典:気象庁

地震の揺れは、北は北海道から関東・中部・近畿・中国地方にかけての広い範囲で観測しました。

しかしこの揺れを観測できたのも、地震計が設置されていた場所に過ぎません。

震源に最も近いとされている能代市では、まだ地震計が設置されていなかったのが現状です。

そのため過去の古い地震の場合、現在の震度よりも強い揺れを感じている地域もあったかも知れません。

津波も発生し、被害も大規模に

この地震と津波により、

  • 死者104名
  • 家屋の全半壊3,049棟
  • 船舶沈没・流失706隻

など大きな被害が生じ、被害総額はおよそ1,800億円に達しました。

昭和58年と今では、物価指数は大きく変化しています。

日本銀行から発表されているデータでは、「企業物価指数では、令和2年の物価は昭和40年の約2.0倍なので、昭和40年の1万円は令和2年の約2.0万円に。また消費者物価指数では約4.2倍となり、約4.2万円に相当する」という計算になります。

同じ被害額であっても、現在とではかなりの差があり、とても大きな被害であったことが分かります。

世界で最も大きな地震「チリ地震」も発生

日本でも数多くの地震が発生していますが、世界も例外ではありません。

過去の地震発生の現状を見ると、

  1. チリ:マグニチュード9.5(1960年5月22日)
  2. プリンス・ウィリアム湾(アメリカ・アラスカ):マグニチュード9.2(1964年3月28日)
  3. スマトラ島北部西方沖(インドネシア):マグニチュード9.1(2004年12月26日)
  4. 東北地方太平洋沖:マグニチュード9.0(2011年3月11日)
  5. カムチャッカ半島(ロシア):マグニチュード9.0(1952年11月4日)

が世界の中で大規模な地震として知られています。

その中でもチリ地震は、「震源域の長さは1,000㎞にもおよび、東日本大震災と比較しても約5倍のエネルギーを持つ」と言われるほど大規模な地震でした。

遠く離れたチリで発生した地震は、津波に形を変え太平洋一帯に広がりました。

ハワイには地震発生から15時間後に約10mの大津波が押し寄せ、日本に到達したのは地震発生から20時間以上も経った24日明け方になりました。

気象庁ではチリでの大地震が発生したことは把握していましたが、今のように国際的な整備もされておらず、広い地域に被害が広がったとも言われています。

チリ地震の被害を教訓に、国際的な動きも高まり「太平洋津波警報組織」が整備されました。

現在では海外で大地震が発生した際、「遠地地震に関する情報」として概ね30分以内に気象庁から発表され、到達時間などを含め津波警報が出されるようになっています。

過去の地震の教訓が、世界の情勢も大きく変化させていることが分かります。

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日本にも大きな被害が発生

日本の反対側で起こった地震である、チリ地震。

実際に揺れを感じた訳ではないのに、大きな津波が押し寄せたその恐怖は、想像しきれないものであったと思われます。

チリ地震で発生した津波の高さと被害

<各地の津波波高>

  • 宮古湾:2.0~6.3m
  • 山田湾:2.7~4.8m
  • 大船渡湾:1.9~5.7m
  • 広田湾:2.0~6.2m
  • 志津川湾:2.7~5.7m
  • 女川湾:3.8~5.4m

と各地で大きな津波が押し寄せました。

東日本大震災では、 津波の痕跡等から推定した津波の高さは、 福島県富岡町では、21.1m 、岩手県大船渡町で16.7m。

15mでマンションの5階ぐらいとなりますので、どのくらい大きかったのかが想像できます。

地震のパワーは私たちの想定を軽々と飛び越し、遠く離れてるチリの地震でさえも、最大6.3mもの大きな波が押し寄せてくる可能性があるのです。

<日本の主な被害>

  • 死者・行方不明142名
  • 負傷者855名
  • 建物被害46,000棟
  • 罹災者147,898名
  • 罹災世帯31,120世帯
  • 道路損壊45箇所
  • 橋梁流失14箇所
  • 堤防決壊34箇所

などと様々な地域や産業に大きな被害を出しました。

チリから日本まで約17,000km。

遠く離れたチリとの距離を平均時速700km以上、ジェット機並みの速度で津波が伝わってきました。

その当時実際に津波警報が発表されたのは、第一波到達後となり、より地震の怖さを実感したでしょう。

地震対策と防災には終わりはありません

地震を含め災害の予防や対策は、1度実施したから大丈夫というものではありません。

被害を最小限に抑えるためには、対策を行い、そして継続していくことが重要です。

そして定期的に見直しをし、改善し対処しておくことが必要なのです。

地震大国である日本に住む私たちにとって防災とは、「どう命を守り、被害を最小限に抑えることができるのか」を考えることにつながっています。

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著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
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