壁の撤去は住宅を弱くする?快適性と地震対策

昨今はテレワークなどの新しい働き方や新しい生活様式の導入により、おうち時間も長くなってきています。

そのため自宅で快適に過ごすために、リフォームを!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以前であればリフォーム会社に依頼していたものも、今では自分でDIYという場面も。

「この壁がなければ、もっと広々使えるのに」などから「壁を撤去することで、安全性を失ってしまう可能性」があることをご存じですか。

今回は住宅を支えている壁から、地震対策にクローズアップしてみましょう。

壁を撤去したことで、どのような影響が出てしまうのか。

そして万が一の備え有効的な地震対策の方法など、あなたのこれからに活きる情報を集めました。

地震などの自然災害は、いつ発生するか分からないからこそ、日頃の備えが必要となります。

これから家づくりを考えている人にはもちろん、家づくりをアドバイスする方であれば「お客様の目線に立ったアドバイス」をするために知っておきたい情報です。

地震に対する情報を知ることは、地震対策にもつながっているのです。

快適性と安全性を正しく判断しよう

実際に長い時間過ごす住宅は、ライフスタイルや家族構成などから求められるものも変化します。

  • 今の住まいの問題点や要望を解決するために。
  • これからの生活をもっと過ごしやすくするために。

今ある空間を仕切っている壁を撤去し、広々とした間取りを手に入れよう!と考える方も、いらっしゃるでしょう。

リフォームの専門家に相談した場合、壁の撤去の影響に対して適切なアドバイスを受けることも可能ですが、DIYで行う場合は注意が必要です。

実際に壊そうとしている壁が、構造上どのような役割を担っているのかを知る必要があります。

住宅を支えている壁には、構造上重要な役割を担っているものもあるのです。

取り返しがつかなくなる前に、その違いをしっかりと把握しておきましょう。

撤去してはいけない壁とは

実際に同じように見える壁にも、様々な役割があります。

そして撤去しても「構造に影響をあたえない壁」と、「撤去してはいけない・できない壁」があるのです。

撤去してはいけない壁とは、どんな壁なのか。

またその壁にはどのような役割があるのか、解説していきましょう。

撤去してはいけない・できない壁

撤去してはいけない・できない壁は、大きく分けて2種類あります。

  • 筋交い壁
  • 面材耐力壁

のこのふたつの壁です。

ふたつの壁はともに、住宅の耐震性を高め、住宅の安全性を高める効果があります。

それぞれの壁の特徴をご紹介します。

① 筋交い壁

木造住宅には、耐震性を高めるために壁の内部に筋交い(すじかい)という工夫を取り入れています。

日本家屋の中で最も多い木造建築の場合、柱と柱を梁で水平につなげながら住宅を完成させます。

そのため水平の力(上方向)の圧力は太い柱で支えることができますが、どうしても横の圧力には弱いとされています。

地震の場合「強い横揺れ」などもあるため、柱と梁だけでは支えきれないということです。

そこで活躍するのが、筋交いです。

筋交いは、柱と柱の間に斜めに入れることで「建築物や足場の構造を補強する部材」です。

横から受ける力にも対応し、安全性を高めてくれます。

そのため筋交い壁の入っている部分を撤去した場合、耐震性も弱まってしまいます。

※ 鉄骨造の建物の場合、筋交いと似たブレースで補強されます。

② 面材耐力壁

出典:耐力面材ダイライト|DAIKEN

面材耐力壁は筋交い同様「耐震性を高める壁」なのですが、壁の全面を面材で施行する方法が取られます。

面で壁を支え、建物全体の安全性能を高めます。

横架材と柱間に張る指定の厚さを持つ面材に、定められた種類の釘を規定のピッチで打ち込むことなど、厳しい規定があるのも特徴です。

このふたつの壁は、住宅の安全性能を高める効果を持っています。

そのため壁を撤去することにより、建物の耐震性が失われてしまうというのは、想像できるのではないでしょうか。

また住宅は全体のバランスを考えながら建てられているため、重要な壁がなくなることで住宅のどこかに歪みが生じてしまう可能性も否めません。

壁を撤去したいなら、専門家に相談しましょう

家のデザインリフォームをご自身で行う場合、新築当初の設計図を用意し、専門家に一度相談することをおすすめます。

また壊す部分までリフォーム会社にお願いして、その後を自分でリフォームすることもひとつの方法です。

快適性に目を奪われ、安全性を失っては、良いリフォームとは言えません。

1日でも長く、そして安心して暮らせることが、家族にとっても住宅にとっても幸せなことなのです。

住宅の耐震性を上げるポイントは

現在は1981年の建築基準法改正によって、壁量が増加、鉄筋入り基礎が義務化となり、それ以前の住宅よりも安心性の高い住宅が増えました。

また2000年には再度建築基準法が改正され、ホールダウン金物の義務化、壁量バランスの配慮などが加わっています。

このように様々な地震を経験し、その被害から守るために建築基準法も進化しています。

確かに建てたばっかりの場合では上のような性能を保っているとしても、

  • 経年劣化などにより機能が低下する。
  • 大きな地震などの影響により、機能が低下する。

などの可能性も考えられます。

ここでは住宅の耐震性を上げるためには、住宅のどの部分に注意したらいいのかをご紹介します。

あなたの住宅の現状を、ぜひ確認してみてください。

構造を安定させる 強い壁を増やす

過去に地震があり住宅などに被害があった場合、もっと大きな地震であれば耐えられない可能性も考えられます。

先ほどご紹介したような安全性能のある壁を増やすことで、住宅の安定感も増大します。

例えば大きすぎる窓を縮小し、その分揺れに耐えられるだけの耐力壁を増やすなど、見えない部分の地震対策も検討しましょう。

屋根を軽くする 屋根を補強する

日本の住宅の屋根は、

  • 粘土瓦
  • セメント・コンクリート瓦
  • コロニアル
  • 金属屋根

など、様々な種類があり、それぞれに特徴や魅力を持っています。

平成29年の住宅用屋根材使用比率では、粘土瓦が35.7%となり、多くの住宅で使用されているのが現状です。

しかし近年では住宅を軽量化することは地震対策のひとつとも言われており、屋根を軽い素材に変更するご家庭も多くなっています。

実際に瓦屋根/セメント瓦は 約42kg/㎡の重さがあり、建築基準法の中でも「重い屋根」として分類されています。

一方金属屋根は約5kg/㎡ととても軽く、分類も「軽い屋根」なのです。

  • 屋根自体の素材を替え、軽くする。
  • 屋根などに構造用合板を入れて揺れにくくする。

など、あなたの住宅にあった地震対策を取り入れてみましょう。

基礎を確認する 基礎を上部にする

筋交いのなどの耐力壁、屋根の地震対策など様々な方法がありますが、それを支える基礎が傷んでいては、効果は半減します。

基礎にひび割れなどの傷みはないかなど、日頃からチェックしておきましょう。

また長年住宅を支えている基礎は、見た目が普通に見えても弱くなっている可能性も考えられます。

信頼できる工務店などの専門家に、「耐震診断を依頼」することも方法のひとつです。

新築でも、既存の住宅にも設置できる!制震ダンパー「αダンパーExⅡ」

トキワシステムの制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、今からでも地震対策のできるアイテムです。

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写真のように小さな装置を設置することで、地震などの大きな揺れから住宅被害を守ります。

設置したお客様からも、「設置した後、大きな地震が発生しましたが、外壁の塗り壁にもヒビもなく、性能面でも信頼度が高まりました。」など「ダンパーを入れているから大丈夫」という安心感が心強いという感想をいただいております。

「αダンパーExⅡ」お施主様の声

「αダンパーExⅡ」工務店様の声

制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、新築住宅はもちろん、既存の住宅にも設置できる地震対策です。

これから家づくりを考えている方も、家づくりをアドバイスしている工務店の方も、ぜひ一度制震ダンパーを検討してみませんか。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、

繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します。

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耐震住宅に制震装置をプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。