小さい地震でも注意が必要な話【大きな津波の可能性も】

いつ起こるか分からない、地震などの自然災害。

特に日本はプレートの関係上、世界の中でも地震の多い国として知られています。

私たちが数々の地震を体験している中で、大きな地震や揺れに対して注目度が高まりますが、小さな地震となるとどこか気が緩みがちになります。

地震災害は小さい揺れでも、過去には大災害につながっているケースも少なくないのです。

今回は、「日本で発生している地震」の中から、甘く見がちな「小さな地震」にクローズアップしてみましょう。

日々発生している小さな地震にも、警戒は必要です。

いつ発生するか分からないからこそ、日頃の備えが必要となります。

これから家づくりを考えている人にはもちろん、家づくりをアドバイスする方であれば「お客様の目線に立ったアドバイス」をするために知っておきたい情報です。

地震に対する情報を知ることは、地震対策にもつながっているのです。

万が一に備えた対策が、家族の命と財産を守ります。

揺れの大きさを判断する「前震」「本震」「余震」とは

全ての地震とは言えませんが、ある程度の大きさとなる地震の場合「地震活動にもまとまり」があることがあります。

大きな地震の傾向として、「時間内にかたまって起きる傾向」があります。

その時間帯には、大きな地震もあれば、小さな地震も発生します。

「前震」「本震」「余震」とは

大きな地震に先駆けて起こる小さな地震群を「前震」、大地震を「本震」、本震に引き続いて多発する小地震群を「余震」と表しています。

しかし地震のタイプによっては、際だって大きな地震の場合本震が立て続けに本震が訪れることもあるのです。

気象庁の「地震データベース検索」で2021年の地震回数を検索してみると、下の様な数値になります。

期間 震度1 震度2 震度3 震度4 震度5弱 震度5強 震度6弱 震度6強 震度7 合計
2021年1月 86 42 4 2 0 0 0 0 0 134
2021年2月 149 54 20 4 0 0 0 1 0 228
2021年3月 116 38 7 4 1 1 0 0 0 167
合計 351 134 31 10 1 1 0 1 0 529

出典:気象庁

上の表が見えづらい方は、こちらをクリック >> 2021年1~3月地震発生回数

上の数値のように、日本列島では小さな地震がいつもどこかで起きており、どの地震が前震になり、本震につながる可能性はあるとも言えます。

そして実際に大きな地震が発生した場合、リアルタイムの中では「どれが前震」で「これが本震」であるなどの判断は、とても難しいのです。

結果的には地震の後、断層のズレの程度や地震活動の経過、過去の断層の活動などを含めて総合的に判断されるのが現状です。

地震で災害に巻き込まれない、被害を最小限に抑えるためには、どんな地震であっても警戒するという意識がとても重要なのです。

「小さいから大丈夫!」「すぐには起きないから、大丈夫だろう。」というその気持ちが、大きな被害へつながるのです。

小さな地震でも大きな津波が襲ったことも

地震の発生している地域以外でも、地震速報が流れると「どこで起こったのか」「どのくらいの大きさなのか」など、注視してしまいます。

そこで「地震の震度は2。被害はありませんでした。」などを耳にすると、安堵の気持ちとどこか気の緩みを感じる部分はあるのではないでしょうか。

「大きな地震 = 津波」「小さな地震では津波は起こらないだろう」というと連想する方もいらっしゃるでしょう。

しかし過去の地震では、小さな地震でも大きな被害を起こしたケースもあるのです。

「震度2から3」程度の地震で「大津波を」引き起こしたケース

明治29(1896)年6月15日に発生した「明治三陸地震津波」では、私たちが見逃してしまいそうな小さい地震にもかかわらず、多大な被害をあたえました。

緩やかな、長く続く地震動であったため、人々は「いつものこと」とさして気に留めることはなかったと言われています。

しかしこの約30分後に巨大な津波が不意に来襲し、三陸沿岸を中心に死者約2万2千人、流出、全半壊家屋1万戸以上という我が国(当時)津波災害史上最大の被害が発生したのです。

出典:1896 明治三陸地震津波|内閣府防災情報のページ

津波は青森県から宮城県にかけての太平洋沿岸を襲い、最高で38メートルもの打ち上げ高が記録として残っています。

出典:1896 明治三陸地震津波|内閣府防災情報のページ

この明治三陸地震津波は、「津波地震」と呼ばれる特殊なメカニズムで発生したと言われてます。

通常大きな津波が発生する時は、大きな揺れもともなうことが一般的です。

しかし「津波地震」の場合、断層が通常よりゆっくりとずれることにより、「人に感じられる揺れが小さくても、発生する津波の規模が大きく」なると言われています。

地震の大きさだけが注意ポイントではないのです。

津波は海の近くのことと思われがちですが、穏やかな海が凶器になるほどの力が小さな地震でも隠されているということを、知っておかなければいけません。

津波注意報・警報の仕組みについて

出典:地震・津波の概要|総務省消防庁

上の図は東日本大震災の発生による「すべり」を表しています。

本震により、日本列島が震源地に向かい、「水平方向に大きく移動している」ことが分かります。

地震には私たちの想像を超える力があるのです。

東日本大震災で変化した津波警報

近年の地震では、「津波被害 = 東日本大震災」のイメージです。

東日本大震災の頃は、津波警報も今のものとは違い「津波に対する課題」が明らかとなりました。

東日本大震災では、

  • 福島県相馬:9.3m以上
  • 岩手県宮古:8.5m以上
  • 大船渡:8.0m以上
  • 岩手県宮古市:30mを越す遡上高(陸地の崖や斜面を駆け上がった津波の高さ)が確認

など、多くの地域で想定よりも高い津波を観測しました。

また仙台平野等では津波が海岸線から約5km内陸まで浸水し、この震災による死者は、約1万6千人にものぼり、その多くが津波による犠牲者でした。(2013年1月現在)

この時に明確になった課題とは

日頃から地震の揺れを体験している私たちの中には、どこか「今回も大丈夫」という過信があったであろうことも否めません。

それは地震を分析し、危険を発信する機関でも、「地震規模の推定が過小評価であったために、津波警報第1報が、予想される津波の高さが実際の観測値よりも低く発表された」ことが、避難の遅れにつながった一因と考えられています。

多くの尊い命の被害をそのままにはしない。

これからの地震対策へ活かすために、「新しい津波警報・注意報」へと変化したのです。

出典:内閣府防災情報のページ

現在は上の図のように、警報・注意報も3段階に分けられています。

そして津波警報・注意報は、第1報が地震発生後約3分で発表されます。

早く危険を発信することで、避難に当てられる時間を出来るだけ確保することが目的とされています。

危険を早く察知し、できるだけ命を守る行動に動けるよう、促すことが重要なのです。

津波の場合「ここまで逃げれば安心」、住宅の対策であれば「施したから安心」ではなく、常に警戒を怠らないことが重要なのかも知れません。

建物をしっかりと守る準備が必要

地震の恐怖は、決して大きな揺れだけではありません。

住宅は家族を長い時間、守り続けています。

そのために見えない部分に機能低下や劣化も発生し、弱い揺れをいくつも受けることでその状態を悪化させることも考えられます。

積み重ねられた劣化は、地震により「住宅の損壊」や「倒壊」につながるケースも少なくないのです。

家屋における地震対策が不十分であった場合、家族の命や財産を守れないだけではなく、周りにも影響をあたえます。

我が家にあう地震対策は?

お客様の負担の少ない地震対策を提供するには?

日頃から検討し、備えていくことが「大きな安心」につながります。

有効的な方法のひとつが「制震ダンパー」

地震に強いいづくりをするためには、いくつもの方法があります。

そのひとつがトキワシステムの制震ダンパー「αダンパーExⅡ」です。

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設置したお客様からも、「設置した後、大きな地震が発生しましたが、外壁の塗り壁にもヒビもなく、性能面でも信頼度が高まりました。」など「ダンパーを入れているから大丈夫」という安心感が心強いという感想をいただいております。

「αダンパーExⅡ」お施主様の声

「αダンパーExⅡ」工務店様の声

制震ダンパー「αダンパーExⅡ」は、新築住宅はもちろん、既存の住宅にも設置できる地震対策です。

これから家づくりを考えている方も、家づくりをアドバイスしている工務店の方も、ぜひ一度制震ダンパーを検討してみませんか。

大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

地震大国と呼ばれる日本では、

繰り返される大規模地震や余震への対策が大きな課題とされています。

制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。

「αダンパーExⅡ」を導入した場合、最大55%の地震の揺れを吸収します。

繰り返しの地震にも強く、小さな揺れからもその効果を発揮することが特徴です。

13,000棟以上の供給実績、東海地区No.1の採用数で培った知識やノウハウが活きてくるのです。

家族の生命と財産を守る住宅を目指して!「αダンパーExⅡ」がしっかりとバックアップします。

耐震住宅に制震装置をプラスしてみませんか。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

トキワシステム

トキワシステム代表「中本 智規」

制震ダンパー・地震対策の情報について発信しています。
トキワシステムが提供する制震ダンパー『αダンパーExⅡ』は、地震から建物を守り、住まいの安心と安全をご提供いたします。